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秩父の森ツアー:林業再生への取組み(報告)


国土の7割が森で覆われる日本は世界有数の森林大国ですが、輸入材に頼ってきたことで、わが国の国産材は活用されず、森は荒廃し、水源涵養や土壌保全に支障を来たすばかりか、下流域や海の水産資源にまで悪影響が及んでいます。「林業再生プラットホーム」として、地域の工務店が国産材を使い易くする流通システムづくりや林業関連産業との連携に取り組んでいる当会理事の伊佐裕氏(伊佐ホームズ社長)の協力により、5月15日、埼玉県秩父市における林業再生、更に地域再生にもつながる事業の見学ツアーが実現しました。

秩父の新しい林業関連事業としてカエデからメープルシロップやジュースなどを、キハダの樹液からシャンプー・ソープなどを生み出す秩父樹液生産協同組合の島崎武重郎専務理事から森とその資源がもたらす様々な可能性と地域振興につながる取組みについて学びました。

また、秩父で江戸時代から林業を営み、現在はなめこの生産を中心に事業展開している角仲林業の六代目山中浩義専務から森の恵きのこの栽培について、その繊細な技術とご工夫を伺いました。

荒川の源流に平安時代から建つ「三峯神社」には、下流域の人々や海で水産業に従事する人々から驚くほど沢山の寄進や苗木が献納されており、正に「森は海の恋人」が昔から実践されていたことが印象的でした。


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