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来診

人生100歳時代の到来に備えた未病提言

            「現代未病」の概念導入とその活用に関する提言書 (2024年)

        
 日本賢人会議所の未病プロジェクト・チームは、日本未病学会と日本未病総合研究所との連携により、2024年3月、武見敬三厚生労働大臣に標記「現代未病」提言書を提出いたしました。本提言書は、各分野の専門家・研究者による15の各論から構成され、我が国のかけがえのない国民皆保険制度の持続性を願いつつ策定されました。

 日本賢人会議所は、引き続き「現代未病」の概念導入と普及のために活動して参ります。
 本提言書は、つぎの3部構成のPDFによりご覧いただけます。

 

 

 

 

 

 

 


目次と提言者一覧      
 

【提言主旨】
 

少子高齢、人口減少の時代に応じた国⺠皆保険制度を求めて。
自分で守れる範囲は自分で守る概念である「現代未病」の推奨の提言

     一般社団法人 日本未病総合研究所 代表理事 福生吉裕

【提言各論】 各界からの未病概念の推奨とその活用の応用方法への提言

 

(日本未病学会)

1) 国⺠の健康寿命の延伸に貢献する未病医学の推進

     学校法人 慈恵大学 理事 東京慈恵会医科大学附属柏病院 病院⻑・教授 日本未病学会 理事⻑  吉田 博
 

2) 文教大学ウェルネス&未病リサーチセンターの紹介

                    文教大学 学⻑ 日本未病学会  総務担当理事     中島 滋

 

(日本賢人会議所)  理事および会員からの提言

3) 未病リテラシーの向上のため「未病の日」を国⺠的行事に。  (特定健診の呼び名を未病健診へ)

                 理事・元日本工機株式会社 常務取締役 尾山重美  元理事・陸上自衛隊 富士学校 元校⻑ 石飛勇次

4) 食育の推進から見る健康経営ならびに人生100年時代に向けての未病提言

     会員・NPO 法人日本食育協会 総事務⻑ 元・専務理事 渥美豊太郎
 

5)「未病」の概念敷衍により医療費を大きく削減することは可能である 〜国⺠皆保険を持続させるために〜

                   会員・山梨大学 名誉教授 藤井秀樹
 

6) 未病タスク委員会メンバーからの提言 〜国⺠皆保険制度を将来世代に引き継ぐ為に〜

                 理事・元旭硝子化工貿易(上海)総経理 永山俊男
 

(日本未病総合研究所) 役員および一般会員からの提言

7) ヘルスプロモーションとヘルスケアビジネスの両輪を回す ~「未病フィールド」事業へ国策的な支援を

                     株式会社ヘルスケア・ビジネスナレッジ 代表取締役社⻑ 事業構想大学院大学 特任教授|千葉商科大学サービス

                     創造学部 特命教授 ⻄根英一
 

8) 未病ケア食品(サプリメントなどの機能性表示食品)の育成と普及

                       (一社)日本未病総合研究所 副所⻑ 早乙女和雄
 

9)真にエビデンスのある未病対象製品の開発と普及のために (製品開発企業の見地から)

                     ⻑岡実業株式会社 執行役員 技術部⻑ 梅澤 努 取締役 専務執行役員 進士 晃
 

10) デジタルヘルスと PHR: 未来の健康づくりへの鍵

                      (株)WELL BE INDUSTRY 代表取締役 花高 凌
 

11) ミネラルの重要性について
      (株)グリーンハート 代表取締役 尾都野信子

12) 家計経済の観点から健康・未病封じ込めの大切さを理解するために

      ST コンサルティング有限会社 代表取締役 1 級 FP 技能士 吹田朝子
 

13) 国⺠的視座に立った未病サポーター養成の必要性

      (一社)日本未病総合研究所 執行役員 鎌田普明
 

14) デジタル新技術活用で新国⺠皆保険制度構築の提言

      (株)ネスパ 会⻑ 河野順一
 

15) 私における未病という概念

      東京メディカルライオンズクラブ 代表幹事 薬剤師ホメオパス・臨床検査技師・キネシオロジスト 小林眞理子

 

厚労大臣への未病提言提出.png

 第1次未病タスク提言 (2018年)


少子高齢時代に加え人生100歳時代を迎える現状が日本に迫ってきていることを踏まえ、2018年より福生吉裕博慈会老人病研究所長(日本医科大学教授)を座長とする未病タスクを設置し、未病を応用して持続可能な安心かつ安全の社会医療システムとするための検討会を持ってまいりました。未病とは2000年前に中国で生まれた言葉ですが、現代の日本で第三の心身状態として健康と病気の間に“加える”事で身体状況のパイを広げて見ようとする試みです。未病タスクは、この「現代未病」を活用したシステムで、健康医療における安心安全の社会を継続させるためのプランとして、日本未病システム学会が提唱する未病を元にして100歳時代に向けて次のような提言を取りまとめ、次の提言を日本賢人会議所WEBページに掲載しました。

 

「人生100歳時代に備える“現代未病”の概念とその活用プラン」提言

【提言 総論】                

 ・なぜ「現代未病」なのか                                        福生吉裕

 ・自助、互助、共助、公助と未病                            小林正博

【提言 各論】

1)未病のための食育のススメ                                         渥美豊太郎

2)科研費のキーワードに未病の項目を                          福生吉裕

3)ヘルスリテラシーは未来の健康を決定付けるキーワード           井上哲           注1)

4)未病活動の推進策について                              坪井清

5)食育の役割その重要性                                           長野美根  注2)

6)人生100年時代を迎えて「未病の日」を国民的行事に        尾山重美

7)未病ケア食品の育成と普及                                         早乙女和雄 注1)

8)世界共通用語としてのMibyouを                             福生吉裕  

9)未病は東アジアの国々の共通の資源                             福生吉裕

    

                       注1)外部有識者      注2)医学博士・当会理事、平成31年3月ご逝去

© 2016 by Nippon Kenjin Kaigisho / 一般社団法人 日本賢人会議所

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