第49回 少子化の克服と多子化への道
February 09, 2020
日時:2月10日 講師:佐伯浩明理事
当会として政府に提出した「多子化健全社会の構築に関する提言」をより具体的にフォローするために、ジャーナリストであり提言の主筆者でもある佐伯浩明理事に最新の状況分析と課題を整理していただきました。
第48回 新年祝賀会講演 知事として学んだこと
January 14, 2020
橋本大二郎氏: NHKキャスター、高知県知事、武蔵野大学客員教授等を歴任、当会議所会員であり、現在は講演活動を中心にテレビを始め様々な分野でご活躍中。
第47回 南の島の子供たちを東京オリンピック・パラリンピックへ招く
December 08, 2019
講師:坂本和彦理事、渡辺仁史理事
2020年のオリンピック開催時に行われる外務省太平洋島嶼国青少年招聘事業の一環として当会議所のプロジェクト『南の島の子供たちを東京オリンピック・パラリンピックへ招く』が組み込まれる予定ですが、当会議所として此の交流事業を中長期的にどう取り組みどう繋げて行くか、次世代との交流に音楽を通じた構想をお持ちの坂本和彦日本指揮者協会理事と、東京と石垣島の2拠点で次世代の育成に取り組んでいる渡辺仁史早稲田大学名誉教授にお話を伺い、セミナー参加の会員とともに考える機会となりました。
第46回 おしゃれで脳トレ
November 10, 2019
日時:11月11日 講師:いきいき生きがいプロジェクト 代表 岩井ますみ氏
おしゃれで味わう感情のトキメキは毎日続けられる楽しい脳の活性化として、各地で講演活動を行うほか、「大人のおしゃれレッスン」の教室を開校、地域に根ざした活動を行っている岩井ますみ氏をお招きして、実体験に基づく私たちの生活にもすぐ役立つお話を伺いました。岩井さんは長年カラーコーディネーターとして、おしゃれに関わった経験を認知症予防専門士の仕事にも活かし、おしゃれで認知症予防を行う活動を幅広く展開されています。
第45回 グーグルで必要なことはみんなソニーで教えてくれた
October 14, 2019
講師:辻野晃一郎氏(アレックス(株)社長)
ソニーでVAIOの開発に携わりGoogle Japanで社長として活躍された辻野晃一郎氏を招き、「グーグルで必要なことはみんなソニーで教えてくれた」と題して、そのユニークな経験と急激に変化していく現代社会について大変興味深いお話を伺いました
第44回 世界に広がるアマチュア相撲
September 08, 2019
講師:南和文氏 (日本相撲連盟会長、国際相撲連盟事務総長、JOC理事、山王病院医師)
東京2020に我が国が招待する南太平洋の国々の子供達に対し、日本相撲連盟南和文会長の支援によりアマチュア相撲の講演と実地見学指導などスポーツ・文化交流を通じて日本の歴史や文化を学ぶ機会を提供する予定です。そこで南会長をお招きし世界から注目される日本の国技相撲、特にアマチュア相撲についてご紹介頂きました
第43回 最近の中国経済情勢:安定成長へのかじ取りの難しさ
August 04, 2019
講師:キャノングローバル戦略研究所 研究主幹 岡嵜久実子
世界第二位の経済大国中国について、最新の情報に基づく情勢分析や日本との関係も踏まえた具体的な示唆を伺いました。隣人である中国のポテンシャルとリスクについて、改めて認識する機会となりました。
第42回 世界と日本の架け橋となる若者を育てる~ホストファミリーとして
July 21, 2019
講師:公益財団法人AFS日本協会 藤澤紀子氏
日本の高校生を海外に派遣し、また、海外の高校生を日本に受け入れる活動を通じて国際交流や異文化体験をサポートしているAFS日本協会の藤澤紀子さんをお招きして、その活動の素晴らしさや目指すものを伺いました。当会の理事でもある元駐カンボジア大使・駐デンマーク大使の小川郷太郎さんは、元AFS日本協会理事長であり、ご自身も高校生時代に派遣された経験をお持ちでもあります
第41回 ラグビーワールドカップ2019 への期待と展望
May 19, 2019
講師:大会組織委員会 嶋津昭事務総長
元総務事務次官で目前に迫るラグビーワールドカップ2019の大会組織委員会事務総長を務める嶋津昭氏をお招きして大会の準備状況や苦労、そして期待などをお話頂きました。世界の水準に並ぼうとしている日本のラグビーについて詳しく伺い、お陰で大会における日本代表選手の素晴らしい活躍も大いに楽しむことができました。
第40回 日本地雷処理を支援する会(JAMS)の取組み
May 08, 2019
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講師:認定特定非営利活動法人 日本地雷処理を支援する会(JMAS)鈴木純治理事長(元陸将 陸上自衛隊中部方面総監、いすゞ自動車顧問)
第13回理事会の特別セミナーとして日本地雷処理を支援する会(JAMS)について鈴木純治理事長に、その成り立ちやカンボジア・ラオス・パラオ・ミクロネシアでの活動等について紹介いただきました。特にパラオでの沈没船の滞留油の回収、ミクロネシア連邦での航空機事故での計器の回収等々で、両国大統領から感謝状を贈呈されるなど最近の活動は、南の島の若い世代への支援・交流に取り組んでいる当会としても大変興味深いものでした。
第39回 行列のできる食育保育園とは
April 14, 2019
講師:豆の木ハウス 蛭田さゆり園長
平成31年3月に急逝された医学博士故長野美根理事が頻繁に足を運んで助言し、園児や保護者に食育講演をおこなっている福島県郡山市の食育保育園「豆の木ハウス」の蛭田さゆり園長を講師として招きしました。3歳児から包丁を持たせるキッズ イン ザ キッチンや、食物を選ぶ子どもを育て、親御さんに対する食育講座を通じて家族全員への啓発を推進し続ける食育保育園のユニークな取り組みは大変興味深いものでした。
第38回 未病プロジェクト中間報告会
March 17, 2019
記事の詳細を入力してください。 伝えたいメッセージや注目すべきポイントを書いて、 訪問者の興味を惹きつけましょう。
第37回 覚醒と睡眠
February 27, 2019
年間200を超える講演をされるメンタルヘルスとハラスメント防止のスペシャリスト和田隆メンタルプラス(株)代表取締役に、私たちの毎日に大切な睡眠についてその質を向上させて、ストレスを軽減し、健康増進の助けとなる実践法を伺いました。
第36回 21世紀最初の独立国〜東ティモール
December 16, 2018
12月の月曜セミナーでは、一般社団法人日本東ティモール協会北原巌男会長(元防衛施設庁長官・初代駐東ティモール日本大使)に「21世紀最初の独立国〜東ティモール」と題して、講演いただきました。
なお、本月曜セミナーには駐日本東ティモール大使フィロメノ・アレイショ・ダクルス閣下もご臨席いただきました。
第35回 中国の医療事情と治未病センター
November 18, 2018
11月の月曜セミナーは「中国の医療事情と治未病センター」について、中国と日本で学んだ医師の鐘良辰先生にお話を伺いました。
①正常体質:健康な方 ②特異体質:アレルギー体質 ③陽虚体質:冷え性 ④気虚体質:疲れやすい、免疫力が低い ⑤血虚体質:立ちくらみ、低血圧、不眠 ⑥陰虚体質:口渇、肌荒れ、盗汗、便秘 ⑦痰湿体質:肥満 ⑧於血体質:肩こり、生理痛 などの体質を鑑別して、治療に取り組みます。
また、体温が高い方が免疫力は高くなり、体温が1度上がれば免疫力が3割上がるとの興味深い話もありました。
第34回 ジェロントロジーから見た100歳時代の生き方
January 01, 2020
10月のセミナーでは米国で高齢者の可能性を探求するジェロントロジー(老年学)を学び、東京大学医学系研究科特任助教でもあった宮内康二先生をお招きし「ジェロントロジーから見た100歳時代の生き方」について、大変興味深い話を伺いました。宮内先生が取り組んでおられる成年後見人についても、その現状と問題点について、具体的な事例をもとに説明いただきました。
第33回 心の免疫力を上げる7つの習慣
July 29, 2018
7月の月曜セミナーは、30日月曜日にメンタルヘルスとハラスメント防止の専門家として年間200回を超える講演をされる和田隆氏(メンタルプラス株式会社代表取締役)をお招きして「心の免疫力を上げる7つの習慣」と題してお話いただきました。
今までは体の健康をテーマとして来ましたが心の問題にはじめて取り組む月曜セミナーで、健康とは病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされている状態であることを認識する機会となりました。
M具体的に実践的に学んだ7つの習慣とは 1)ストレスを可視化する 2)ストレスに対処する 3)内的要員をコントロールする 4)呼吸法を実践する 5)感情を理解する 6)感謝する 7)覚醒と睡眠を維持する で、その場で実際に呼吸法を実践してみると、即座に驚くほどの効果があることを実感しました。今回は時間的な制約もありましたが、参加者からは特に和田講師の得意とする「覚醒と睡眠」のテーマについて、さらに掘り下げて伺いたいとの要望がありました。
第32回 笑顔伸ばそう健康寿命延伸
June 11, 2018
6月12日火曜日16:00から参議院議員会館会議室において、自由民主党厚生労働部会副部会長として医療・介護・福祉に取組み、医師でもある自見はなこ参議院議員に「笑顔のばそう健康寿命延伸」と題して講演いただきました。以下に、そのポイントのいくつかをご紹介します。
日本は戦後70年で寿命が30年以上の延び、世界的にも注目されるが、その要因は次の三点と言われる。 ①「衛生の改善」上下水道の整備が進み、感染症などが減少。 ②「栄養の改善」肉や牛乳も毎日頂ける時代に。 ③「国民皆保険の導入」誰もが適切な医療を受けられる世界に誇るユニーバーサル・ヘルス・カバレージ(UHC)は1961年から。
他方で、高齢化社会、医療の高度化などで増え続ける社会保障費が国全体の喫緊の課題であり、70年間維持してきた社会制度を今後の70年、100年にわたり、どう次世代に引き継いでいくかに取り組むべき。政治としても、数千万円かかるオプジーボなど高額薬価の問題、対象人口が少ないとされる難病医療、介護現場での人手不足などひとつひとつの課題に取り組むが、2040年には190兆円に膨れ上がる予想もある医療財政が、健康年齢を2年延ばすことで大幅に改善されると言う試算もある。
今10年ほどとなっている健康寿命と平均寿命の差を縮めること、つまり健康寿命を伸ばすことが重要で、国が進めているスマート・ライフ・プロジェクトでは、つぎの4点を強調する。M
①毎日20分以上歩く。認知症の予防にもなり、筋肉量を減らさないよう階段を上って大きな筋肉を使う。
②1日350g以上の野菜を摂る。テーブルにもう一品の野菜料理を。
③タバコは百害あって一利なし。1本吸えば45分間は呼気に有害物質が含まれる。
④かかりつけ医をもって、年に一度は検診を。
更に、女性の健康に注目して、働きやすい職場環境へ改善することで4,900億円の労働損失がカバーできるとの試算もある。
日本が現在取り組んでいる「地域包括ケア」は、今後、アジア、さらに世界のお手本になる制度であり、しっかりと見守って行きたい。
第31回 働き方改革について
March 25, 2018
3月26日の月曜セミナーでは、国会で論議されている「働き方改革」について、自由民主党厚生労働部会長を務めておられる橋本岳衆議院議員にそのポイントとこの改革がもたらす影響について伺いました。これは日本賢人会議所が「少子高齢化対策」をフォローして取り組み、検討している重要なテーマでもあり、橋本部会長には様々な質問やコメントに対して懇切に分かりやすくお応えいだきました。
第30回 日本のこれからを考える-小児期、成人期、高齢期の大規模疫学研究と国際比較の結果から-
February 18, 2018
医師、医学博士であると同時にMBA(経営管理修士)でもある富山大学関根道和教授に『日本のこれからを考える-小児期、成人期、高齢期の大規模疫学研究と国際比較の結果から-』というテーマで講演いただきました。
関根先生は、生活習慣病を永年にわたり研究されており、今日的なテーマである「職場のストレス・ワークライフバランスと健康」に関しても英国や北欧などと国際共同研究されています。
小児期ついては約1万人を対象とした富山スタディなどの膨大なデータから、成人期の生活習慣病を予防するため小児期からの行政・大学・学校・地域・家庭が連携したヘルスケアが重要であると説いています。今日の3-4割の小学生、6-7割の中高生が睡眠不足の状態にあり、それが肥満やうつ病の増加につながっている、良く眠り短時間でも集中して勉強する子の方が成績は良いと分析されています。
成人期では日本・英国・フィンランドの国際共同研究からも、睡眠障害が労働生産性の低下や疾病増加で3.5兆円規模のダメージを日本経済に及ぼしていること、とりわけ日本の女性は英国やフィンランドに比べてワーク・ライフ・バランスが悪く、睡眠障害も多いなど極めて大きいストレスを被っていることが報告されました。
高齢期では、認知症の高齢者が確実に増えていくので、より多く学び頭を使うこと、糖尿病など生活習慣病の予防が重要であること、認知症の早期発見・早期対応のために家族と地域の役割が特に重要であることが分かりました。
関根先生がフィールドで調査した膨大なデータに基づく説得力のある説明に、参加者も身近な自らの課題として多くのことを学ぶことが出来ました。
第29回 森を育てる家づくり
December 17, 2017
商社マンから転身し伊佐ホームズを創業して30年、当会理事でもある伊佐裕社長は東京を流れる荒川の源流でもある埼玉・秩父の森を拠点に、国産材の活用や林業とその関連産業の活性化に精力的に取り組んでいます。森林組合、製材所、プレカット工場、工務店、施主・家主を合理的に信頼でつなぐ新たな仕組みもスタートしており、多方面からも注目を集めています。世界屈指の豊かな森林資源を持ちながら、荒廃し続けたこの国の森を次世代に持続的に残すためにも、例えば学校教育における植樹など、私たち一人ひとりの自然に対する意識の大切さを学ぶことができました。
第28回 科学技術が進歩した長寿時代のいのちーひとりの人間として晩年を考える
November 19, 2017
11月の月曜セミナーは、認定NPO法人ホームケアエクスパーツ協会理事長で当会会員でもある酒井忠昭先生に「科学技術が進歩した長寿時代のいのちーひとりの人間として晩年を考えるー」と題してお話を伺いました。
同協会は様々な患者さんが人生の主役として生活の質(QOL)を高めて生き生きと過ごせるよう、訪問看護、リハビリ、いろいろなセラピーで豊かな晩年を支援しています。 また、酒井先生は東京都立駒込病院の外科医長として、同病院のターミナルケア・在宅医療などを担当されました。
私たちの晩年は、生活モデルである自立期、医療・福祉モデルであるケア期および終末期に分けられ、自立期には旅行やボランティア活動、音楽など積極的な活動を心がけ、ケア期、終末期に備えることが必要とのこと。その過程で、がん、脳血管障害、心臓死、肺炎などの主な死因や認知症を理解し、検診、予防、延命や療養場所などにて考え、自らの死生観を醸成しつつ、終末期医療への希望なども明確にすることが残された人々への思いやりにも繋がるようです。そのような中で、医療保険制度の崩壊を招きかねない延命治療の禁止法制定やオブジーボなどの高額薬剤にも議論が及びました。また、成年後見制度や家族信託などの現状や課題などについても学ぶことが出来ました。
第27回 未病そして健康マスター検定
October 22, 2017
10月の月曜セミナーは「健康長寿社会」「生涯現役社会」の実現に向けて国民全体の健康リテラシーを高める活動に取り組んでいる日本健康生活推進協会の大谷泰夫理事長をお招きして、永年にわたる厚生行政の豊富な知見に基づく分かりやすく価値あるお話を伺うことができました。
老化に伴う心身の状況は健康と病気の間を交錯しながら変化していくので、従来の医療依存型ではなく、本人の主体的な健康面での努力を起点として、企業の提供する様々なサービスや商品も活用しながら、老化や病気と共生する姿勢で生活設計しましょうとのメッセージを具体的で身近な事例を交えて紹介頂きました。
また、協会の事業でもある「日本健康マスター検定」(健検)は、健康サービス等に関わるプロフェッショナルにも、そして日々の健康を心がけたい私たちにも、知識を体系化し目標をもって暮らすための励みにもなる実用的なチャレンジであり、みんなで取り組みたいものだと感じました。
第26回 体質と未病~ぴんぴんころりの体づくり~
September 24, 2017
9月25日の月曜セミナーでは、金沢大学大学院教授で日本補完代替医療学会理事長も務める鈴木信孝先生に、従来の医学系大学では教えてこなかった様々な補完代替医療、つまり我々の身近にある健康づくりに役立つ療法、食事、運動、環境、暮らし方などについて価値あるお話を伺いました。
そのテーマは広く、増え続ける社会保障費と財政破綻、なぜ長野県が健康長寿日本一なのか、医学系大学では教えない鍼灸治療など、進化している音楽療法、男女のホルモンの違い、街の薬局を拠点とした健康活動、ねんねんころりからぴんぴんころりへ、終活なきぴんぴんころりはただの自己中、中国医学に見る体質分類と対処法などなど、会場を埋めた参加者全員が限られた時間を惜しむ実りある講演でした。
日本賢人会議所としては、今後これらのテーマについてより深く掘り下げ、少子高齢化の中で増え続ける社会保障費も念頭に、アドボカシーをとして注力していく予定です。
第25回 世界に通用する人づくり~脳教育と自己革新~
June 18, 2017
6月の月曜セミナーでは、Uホープ㈱代表取締役で会員でもある阿部忠さんに「世界に通用する人づくり」と題して、異文化に対する寛容性、リーダーとしての自覚と責任を果たす力、コミュニケーション能力、問題発見・解決能力、論理的思考力などグローバル化する現代社会に必要な能力を備えた人材を育てる方策を伺いました。
阿部さんはこれらを踏まえてモンゴルや中国など東アジア、タイなどの東南アジアで活動するとともに、二国間・都市間の友好親善のために尽力され、多くの国から感謝されています。
第24回 国際アート・カルチャー都市へ向けて~豊島区の挑戦~
May 11, 2017
5月12日金曜、第8回理事会の後に豊島区の城山佳胤政策経営部長をお招きし、逼迫した財政や消滅可能性都市とされる閉塞感を”文化によるまちづくり”により打開し、ピンチをチャンスにかえて「持続発展都市」へとつなげていく様々な取組みを伺いました。 廃校となった小学校跡地に新庁舎と分譲マンションからなる49階の「としまエコミューゼタウン」を税金を使わずに建設したこと、旧庁舎跡地には8つの劇場を持つ「Hareza池袋」が2020年にオープンし、「東アジア文化都市」への立候補、「アートオリンピア」や「東京芸術祭」の中心となる計画など、国際アート・カルチャー都市を目指す池袋から目が離せません。
他方で、文化面ばかりではなく持続発展都市として「女性にやさしいまちづくり」「高齢化への対応」「地方との共生」など、例えば女性の視点にあわせてまちを見渡すことで、子どもや高齢者、外国人などすべての人が住みやすく、働きやすい豊島区づくりなど自治体としての地道な取組みにも紹介いただきました。
第23回 シニアライフと栄養学:50兆円に向かう医療費削減のためにも長寿食スーパー日本食を!
April 23, 2017
4月24日の月曜セミナーには、大学で教えながら養護老人施設の副理事長、日本食育協会理事、そして当会理事も担う医学博士長野美根さんに、私たちシニアが食べるべきもの、避けるべきもの、日常生活で心がけるべきことなどを伺いました。
特殊保存された年代別の食事をマウスに与えたところ、様々な食材を使い、魚・大豆・卵でタンパク質と脂質を補い、味噌などの発酵調味料や海藻類を多く摂った1975年頃の食事が理想的な健康長寿食だったと言う興味深い結果。
かつて長寿だった沖縄県の凋落に限らず全国的な食の欧米化には、正しい知識と日頃の注意が肝要のようです。 老人も含めて全ての世代でタンパク質摂取が重要、骨粗しょう症対策にもカルシウムとコラーゲンが必要、流行の糖質ダイエットの落とし穴、トランス脂肪酸の問題点、ビタミンとミネラルの大切さ、手軽なサプリメントの活用などなど、目からウロコの講演にシリーズ化してもっと学びたいとの反響を頂きました。
当会が活動目標の一つとしている、次世代に付けを回さないためにも医療費の削減は喫緊の課題であり、未病対策の勉強も含めて、長野博士などの情報を出来るだけ広く共有したいと思っています。
第22回 どうなる安倍政権・・・森友問題、小池都政など
March 26, 2017
3月27日の第22回となる月曜セミナーでは、皆様のご要望も多く2年前の第1回の講師である政治ジャーナリストの泉宏さんに「どうなる安倍政権」と題して講演いただきました。
予想外に泥沼化がすすむ森友学園疑惑、「悪魔の証明」を迫られる渦中のファーストレディ、安倍一強多弱政権の今回の危機管理、政治決断を迫られる小池風評都政と国政、トランプ政権と中国・朝鮮半島問題、そしてロシア、今後の政治動向など、日々のワイドショーでは聞けない深くて幅広いお話しをうかがいました。
泉さんは講演で全国を飛び回る日々ですが、田町サロンにもしばしば参加されます。タイミングがよければ、この続きは月に一度の田町サロンでお尋ねください。
第21回 多子化健全社会構築ワークショップ
February 19, 2017
2月20日の月曜セミナーは、12月中旬に加藤勝信一億総活躍担当大臣に提出した「多子化健全社会構築に向けた提言」と、それをフォローした1月中旬の内閣府子ども・子育て本部の角田リサ少子化対策担当参事官との意見交換を踏まえてのワークショップとなりました。加藤大臣や角田参事官との意見交換により、結婚や出産、家族のあり方などの決定にあたり特定の価値観の押し付けやプレッシャーとならないようにという政府の慎重な立場が改めて明確となり、ワークショップの議論などをつうじていわば民間である日本賢人会議所の取り組むべき方向が徐々に絞られてまいりました。概略はつぎの3点となりつつあります。
1)大胆な財政支援
少子化対策の経済的支援については与野党共に方向性は共有するものの、なかなか財源が見出せないのが現状です。そこで子育てへの大胆な財政支援のために、年金や介護保険で支給された公的資金を含むお年寄りの遺産の一部を若い世代の子育て支援に充てるため回収するシステムを検討し、その実施可能性を見極めます。
2)子宝ファンドの創設
民間の取組みとして広まっている「企業子宝率」の考え方をベースに、これをベンチマークとしたESG(環境・社会・ガバナンス)投資を提案し、「子宝ファンド」を創設して、その構成や運用は大手信託銀行・投資顧問会社などにお願いします。子宝ファンドをつうじた子供を産みやすく育てやすい職場作りや子宝率の高い企業が顕彰されることは、企業利益や企業価値向上につながることを広く紹介して、若い世代への経済的な支援につなげて参ります。なお、「子宝ファンド」の別称・愛称として「赤ちゃんファンド」なども検討いたします。
3)母体保護法の見直し
厚生労働省が把握するだけでも年間約18万人に上る堕胎件数の少なからぬケースが「経済的理由」によるものであることを重く見て、「生命尊重」の理念からも母体保護法第14条第1項「又は経済的理由により」の文言を精査し、現状を広く伝え、議論を深めてまいります。併せて恵まれない赤ちゃんの受け皿ともなる里親制度・特別養子縁組制度の充実などの可能性も探って参ります。
以上の3項目とともに、東京23区中でもっとも高齢化と人口減少が進んでいる豊島区と連携して、その深刻な状況に対応する方策を探る取り組みの可能性も出てまいりました。
また、今回のワークショップには「すべての赤ちゃんが温かく迎えられる社会」を目指す「生命尊重センター」の中山順子理事長や未病ケアに取り組む「21世紀医療課題委員会」の中村眞司事務局長にもご参加いただき、これらの団体との連携の可能性も強く感じられる充実の機会となりました。
第20回 少子高齢化に歯止めを~結婚相手紹介サービスの出来ること
December 18, 2016
19日の日本賢人会議所月曜セミナーではイオングループの結婚紹介相手サービス大手ツヴァイの縣厚伸社長に進行する未婚化晩婚化の中での奮闘や工夫を伺いました。
そもそも何故大手スーパージャスコ(当時)が32年前にこのサービスを始めたのか? 岡田卓也社長(現名誉会長)は取締役会全員の反対にあいながらも「お客様に良い商品を安く提供することも、結婚相手を紹介して良い家庭を築いて頂くことも、幸せを提供すると言う目的は同じである」と述べて事業がスタートしたとのこと。
1980年に30代前半の男性の5人に1人、女性の10人に1人が未婚だったものが、現在は男性の2人に1人、女性の3人に1人が未婚となっており、未婚化晩婚化は着実に進んでいる。しかし、男性も女性もこの世代のほぼ9割が「いずれは結婚するつもり」との意思を有することも見逃せない。そこに結婚相手紹介サービスの役割もあり、成婚に導くための様々な支援もITを駆使した充実のサービスだが、結婚はゴールではなくスタートだとも仰る。その先にある新生活、妊娠・出産、子育てなどをパートナーとともに考える機会ととらえ、豊かな人生、幸せな人生につながる支援をしていきたいとのこと。地方自治体や企業・団体との連携もあり、これからも大いに注目していきたい事業であるとつよく感じました。
第19回 東京オリンピック・パラリンピックへの提言
November 20, 2016
11月21日の月曜セミナーでは、企業経営者であり、障がい者支援NPO法人STANDの代表理事でもある伊藤数子さんに「2020東京パラリンピックへの提言~障がい者が普通に活躍できる社会を目指して」と題して、パラスポーツにかかわり、その支援に尽力されてきた体験と思いを語って頂きました。
伊藤さんは2003年にパラスポーツを初めてインターネット中継しましたが、その大会会場で一人の男性から「おまえら、障がい者をさらし者にして、どうするつもりだ」と言われました。辞書にはさらし者とは人前で恥をかかされた者とあるものの、スポーツをする障がい者は決して恥をかかされた存在ではないと強く感じ、そこから共生社会を目指してSTANDを設立し、パラスポーツ体験会などを積極的に開催してきました。
1964年の東京オリンピックの後からパラリンピックという言葉が使われ始め、当初、日本からは大分の病院の先生が参加者を引率し、みなさんは海外の参加者があまりにも明るく交流しているのに驚かされたそうです。
リオパラリンピックでは、入場券は完売となったものの実際には空席もあり、2020東京パラリンピックは是非満席にしたい、そのためにも国内のパラスポーツの客席が埋まるよう皆さんと一緒に行動したいと力強く仰いました。
いずれは健常者も障がい者も一緒にオリンピックに参加出来ることが理想と強く語られ、パラスポーツをユニバーサルな社会へのソリューション・ツールと考え、それを広める事業を続けておられます。
重いテーマを終始明るく力強く語られ、多くの参加者が感動いたしました。
第18回 万葉集に詠われたやまとごころ
October 16, 2016
元主婦の友編集長、武蔵野大学講師 原山建郎氏
日本賢人会議所10月の月曜セミナーでは原山建郎先生に再び登壇頂き、万葉集に詠われた古事記のやまとごころ、日本文化史上の大発明とも言うべき万葉仮名・平仮名・カタカナの成り立ち、さらにそれらを使って声にした和語の美しさなどを学びました。
第17回 わが国の留学生30万人計画と留学生支援
September 25, 2016
株式会社学生情報センター代表取締役社長西尾謙氏
日本賢人会議所9月の月曜セミナーでは学生情報センター(NASIC)の西尾謙代表取締役社長と渡辺裕子本部長に、世界各国の状況やアジアを中心とした産業としての留学生市場、日本企業への就職状況などを具体例を交えてうかがいました。東京五輪の2020年に留学生30万を目標としているわが国は、昨年20.8万人を受け入れていますが、74万人を受入れる米国はじめ、英国、独国、仏国、中国、豪州、加国に劣後しています。世界に先んじる私たちの少子高齢化社会において「日本再興戦略」としても、留学生をはじめとした高度外国人材の受入れ・活用が重要ポイントの一つとなっています。
第16回 古事記が語り継ぐ 上代日本語の霊力
July 24, 2016
元主婦の友社編集長、武蔵野大学講師 原山建郎氏
月25日の日本賢人会議所月曜セミナーでは、主婦の友社で編集長や役員を務め、その後大学で15年間教えてこられた原山建郎氏に「なぜ「古事記」が編まれたのか」をテーマに講演いただきました。
「日本書紀」がフォーマルに編纂された王朝の歴史書で、漢文で記し中国や朝鮮半島においても読まれることを想定されていたのに対し、「古事記」は天武天皇が子々孫々に読ませたいと考えたインフォーマルな内部文書であったのではないか。そのため天武天皇と稗田阿礼チームにとって、高天原、中つ国、黄泉の国の間で展開される躍動的な物語のモチーフを構想し、さまざまな伝説や歌謡の「ことば(うた)」で語り継がれてきた「やまとごごろ(日本人の心性)」を編み込むためには、漢字の音を借りて訓読する「日本語(やまとことば)」読みの手法、話しことばとしての「ひらがな」がどうしても必要だった、とのお話でした。
また、ことばのちから「言霊」についての様々な側面からの興味深い解説に加え、天皇陛下が阪神淡路大震災や東日本大震災の被災者にお心を寄せて詠まれた御製や独学で学んだ琉球語で詠まれた琉歌も紹介されました。
皇太子時代(1975年)、初の沖縄訪問の際の琉歌
花よおしやげゆん 人知らぬ魂 戦ないらぬ世よ 肝に願いて (ハナユウシヤギユン フィトシラヌタマシイ イクサネラヌユユ チムニニガティ)
第15回 セカンドライフの楽しみ方
June 19, 2016
元毎日新聞常務 中島健一郎氏
日本賢人会議所の会員であり、毎日新聞のワシントン支局長や常務を歴任された中島健一郎さんが村長を務め、セカンドライフの拠点とする千葉県市原市の土太郎村について、その構想や現状についてお話を伺いました。 土太郎村はゴルフ場ブリック&ウッドクラブと一体となった別荘地で、各戸の屋根には太陽光発電施設が設置されてサスティナブルビレッジとも称されています。 ゆくゆくは成田空港からも近い地の利を活かして、アジアなどからのインバウンド客も取り込もうと構想しているとのこと。また、中島さんは動物の保護やペットとの共生にも取り組まれており、セカンドライフ多様で優しさにあふれた毎日を過ごされている様子が印象的でした。
第14回 少子化という静かなる有事
June 15, 2016
産経新聞社論説委員 河合雅司氏
平成28年度の定時総会におけるイベントとして、人口問題に長年携わり、市町村の消滅などについても警鐘を鳴らしておられる産経新聞論説委員の河合雅司氏に再び登壇いただき、日本賢人会議所が取り組む「多子化健全社会構築に向けた提言」に対して重要な助言ともなる講演をいただきました。
テーマである「少子化という静かなる有事」が示す通り、この問題は私たち一人一人が、この国の未来、次の世代のためにも背を向けず、正面から取り組むべき課題であると痛感いたしました。
第13回 災害対策は義理と人情で
May 15, 2016
相馬市長 立谷秀清氏
医師であり、 全国市長会相談役、福島県市長会会長、全国医系市長会会長、道路整備促進期成同盟会全国協議会副会長、 東北地方港湾整備促進協議会会長、福島県市町村職員共済組合理事長、 東京農業大学客員教授、 一般社団法人社会的包摂サポートセンター(「寄り添いホットライン」)理事、 地方を守る会代表幹事、低炭素な地域づくりに取り組む首長の会会長、 社会資本整備を考える首長の会会長、教育再生首長会議副会長 などマルチな役割を担っておられる立谷秀清相馬市長に「災害対策は義理と人情で」題して、東日本大震災の際の被災者の方々への緊急対応から今日に至るまでのフォロー、まだまだ続くこれからの復興と振興などについて、広く語っていただきました。多くの参加者がその情熱と行動力に感服いたしました。
第12回 夢ありき
March 23, 2016
茂森政氏 茂森和子氏
「夢ありき」と題して日野自動車副社長だった茂森政さんと奥様の和子さんに、脳性小児麻痺のご長男が次々と夢を実現していった軌跡、家族の絆、ご長男に刺激を受けて設立した障害を持つ若者の勉学を支えるNPO法人など、その夢や思いを語っていただきました。
ご夫妻のプロフィールをご紹介します。
茂森政(しげもり・まさし)さんは、昭和39年、日野自動車に入社、ディーゼルエンジンの研究開発に従事して、日本機械学会賞、自動車技術会賞などを受賞。
在任中は世界初のハイブリッドエンジン、無公害水素燃料エンジンなどの研究開発するとともに、平成9年のパリ・ダカールラリーでは監督としてトラック部門3台出場して1,2,3位を独占するという完全優勝を果たします。平成10年、副社長を最後に日野自動車を定年退職。
奥様の茂森和子(しげもり・かずこ)さんも昭和38年に日野自動車に入社し、昭和41年政さんと結婚して昭和43年長男が重度の脳性小児マヒで誕生。46年に次男、48年に長女が誕生するも、長男の育児で一時は自殺を考えるなどノイローゼ状態に。
「絶対に歩かせてみせる」と決意してからは、長男の訓練に明け暮れ、学校も小学校から大学2年まで介助でつき添い留学・就職(サンマイクロ社)を果たしました。
政さんは、脳性小児麻痺の長男が次々と夢を実現していく精神力に刺激され、定年後の生き方として夫婦で「夢」を持って生きることを提言。平成18年2月ご夫妻の共著「夢ありき」を出版。
米国バークレーに「勉学を志す障害者のための施設」を作るべく平成19年にNPO法人「ハローバークレー」をご主人とともに設立し、ご夫婦で奮闘中。
お二人が歩まれた人生、その思いや夢、現在の活動などを伺いました。
第11回 わたしの仕事、わたしの活動、わたしの人生
February 14, 2016
メークアップアーティスト カオリ・ナラ・ターナー氏
日本賢人会議所2月の月曜セミナーでは当会会員で国際的なメークアップアーティストのカオリ・ターナーさんにその半生と思いを語っていただき、女性のためのメイク、映画の特殊メイクもご披露頂きました。
若くして日本を飛び出したご自身の体験ももとに、苦労して努力したほど優しくなれる、息長く活躍できると、お友達のショーン・コネリーやジュリー・アンドリュースの例もまじえてお話しいただきました。
また、ご両親から受け継いだ日本人としてのこころと矜持、米国の素晴らしさと厳しさなど日米の比較も紹介しながら、若い人にはもっと日本を飛び出して、世界を知ってほしいとの熱い想いを語っていただきました。
月曜セミナーでは最多の60名を超える方々に参加頂きました。
第10回 古事記朗誦 やまとかたり
December 13, 2015
「古事記朗誦 やまとかたり」として各地で古事記の朗誦をつづけておられる大小田さくら子さんに、声に出す古事記で古代の言葉の響きを体で感じつつ、やまとことば、音魂、言霊、日本人の自然観などについてもご紹介頂くとともに、古事記の朗誦も実地にご指導いただきました。
また、天皇陛下の大御心をかしこみ唱い奉る「御製奉唱の会」の代表斎藤博子さんに、明治、大正、昭和、平成と四代にわたる天皇陛下の御歌を奉唱いただき、併せて、齋藤さんが体験された今上陛下、皇后陛下の国民を想うお姿をご紹介頂きました。
第9回 スーパー神話 古事記の世界
November 15, 2015
昭和音楽大学國武忠彦名誉教授 舞踏家・芸術監督・演出振付家西島数博氏 脚本家市川愉実子氏 女優柴田(市川)美保子氏
「スーパー神話 古事記の世界」と題して、長年にわたり日本史の教鞭をとり古事記の研究を重ねてきた昭和音楽大学名誉教授國武忠彦先生に古事記について分かり易く教えて頂きました。また、第二部では国際的なダンサー・芸術監督・演出振付家である西島数博さんと脚本家市川森一氏の遺志を継いで「市川本古事記」をライフワークとする脚本家市川愉実子さん、女優柴田(市川)美保子さんに、舞と語りによる「ドラマチック古事記」について語っていただきました。
第8回 健幸華齢≒健康長寿
October 18, 2015
筑波大学大学院 田中喜代次教授
10月の月曜セミナーでは、横峰さくらや100歳を超える女性ゴルファーの支援もされている筑波大学大学院田中喜代次教授に「健幸華齢≒健康長寿」についてご講演頂きました。
「健 Healthy 健やかに」「幸 Happy 幸せに」「華 Brilliant 華やかに」「齢 Aging 老いていく」ために、未病の状態で過ごせるよう、心がけるべき日々の良い行動について具体な事例をまじえて伺いました。
第7回 ふるさと納税が日本再生・地方再建のカギ
September 27, 2015
増田泰之氏
9月の月曜セミナーは第三週が敬老の日となりますので、第四週28日月曜開催となりました。
「ふるさと納税が日本再生・地方再建のカギ」と題し、平戸市を【ふるさと納税日本一】にした仕掛人の増田泰之氏に、比較的小さな市町村が地元ブランドを生み出す知恵と工夫、全国にアピールする戦略、地元生産者が自信と元気を持つ素晴らしさ、結果として地域ふるさとが活性化されるプロセスなどについてお話し頂きました。
第6回 老人よ大志を抱け
August 16, 2015
慈会老人病研究所長 福生吉裕先生
福生吉裕先生お招きし、増え続ける医療費の世代間格差を少なくするためにも「老人よ大志を抱け」と題して「未病ケア」の必要性などについて伺いました。全体の座長を日本医科大学常務理事で、日本賢人会議所理事でもある福永慶隆先生にお願いし、活発な質疑応答がなされました。
日本賢人会議所の基本テーマでもある「長寿社会」「健康寿命」「シニアによる社会貢献」などにつながる示唆に富んだセミナーとなりました。
第5回 太平洋の島々をもっと知ろう
July 26, 2015
駐日ミクロネシア連邦大使 ジョン・フリッツ氏
先ごろの福島で開催された「島サミット」でも重要な役割を果たされたジョン・フリッツ駐日ミクロネシア連邦大使をお招きして、「太平洋の島々をもっと知ろう」と題してご講義頂きました。我が国と地理的にも歴史的にも深い関係にありながら、最近は中国の進出等も目覚ましいミクロネシアをはじめとする太平洋島諸国について、大変流暢な日本語でお話を伺いました。
第4回 少子化歯止めの秘策を考える
July 22, 2015
産経新聞論説委員 河合雅司氏
多子化推進プロジェクト活動の一部として、人口問題に造詣の深い産経新聞社論説委員の河合雅司氏をお招きし、「少子化歯止めの秘策を考える」と題して「日本全国の無居住化」「日本人は“絶滅危惧種”」「止まらぬ少子化」「進む晩産化」などのキーワードで、世界の先頭を走る我が国の少子高齢化の現状を伺いました。その深刻さを改めて認識するとともに、腰の重い政府が取り組むべき一筋縄ではなく、当面は女性と高齢者に期待しながら、第三子以降に特別な支援を行うなどの秘策が有効であるとのお話を伺いました。
第3回 移民定住による多子化問題
May 24, 2015
移民政策研究所 坂中英徳所長
第2回に続き、多子化政策提言委員会との連携で、移民政策研究所 所長坂中英徳氏をお迎えし積極的に移民を受入れ、国籍比率もバランスよく定住を進めるべきとの提言をお聞きしました。反論・異論もあるテーマですが、日本としても引き続き議論して行くべき課題です。
第2回 卵子老化と少子化対策
April 14, 2015
出産ジャーナリスト 河合蘭氏
第2回は多子化政策提言委員会との連携で、出産ジャーナリスト 河合蘭氏をお迎えし、卵子の全ては胎児期に約700万個作られ、誕生時には約半数となり、それ以降も減り続け、質も変化するとのショッキングなお話と共に、若い年齢からの出産の必要性を学校教育で教えるべきであり、特に30代、40代出産への正しい知識の普及、さらに若い夫婦に対する経済的支援の必要性など示唆に富んだお話を頂きました。
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