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プロジェクト

多子化推進プロジェクト

政府は令和5年に未曾有の少子化を止めるために「異次元の少子化対策」に3.6兆円を充てることを決定しましたが、一億総活躍・少子化担当大臣や自民党少子化対策調査会長を務めた衛藤晟一参議院議員が当会議所のセミナーで明言したとおり厚生労働省の調べで昨2023年の出生数は前年比5.1%減の75万8631人となり、ついに80万人をきりました。国力低下に歯止めがかかっていません。

政府が閣議決定で「少子化社会対策大綱」を打ちだしたのは、33年前の令和2年1990年ですが、いまだに減少を止める有効な手立ては見いだせていないのです。多子化プロジェクトチームは、財政や環境整備だけでは、少子化は止らないと見ています。「人間力の強化」と言った精神的側面にも光を当てる必要があると思い、多くの講師を迎えてお話を聞きながら、このプロジェクトをまとめていきたいと思います。

縄文文化・古事記プロジェクト

日本のルーツともいうべき縄文時代や古事記の分野については、近年、さまざまな視点で関心が払われてきているように伺われます。そこで、これらの時代、分野を改めて勉強しなおすため、講演会の開催や縄文文化・古事記ゆかりの地を訪ねることを検討して参ります。

未病プロジェクト

第二次未病タスク委員会は研修、会議、討議、そして提言作成に取り組み、同提言は日本賢人会議所だけでなく、日本未病学会、日本未病総合研究所の有志連合でもって行われました。

今後は武見厚労大臣(厚労省)へ提出された提言が如何に採用され、将来どのような形で花開くかを注視しつつ、さらに深堀りして参ります。

国民皆保険制度が持続できる前提は人口構成がピラミッド型ですが、少子高齢化は益々進み、人口減少は歯止めが掛かりません。医療費は増加の一歩で、現役世代への負担が増していることも確かです。ダイナミックな改革が求められます。「健康か病気か」という“身体天動説”から脱却し「健康と病気は連続している。その間に未病がある」という“身体地動説”に立脚し「自分の身体で守れる所(未病)は自分で守る」を社会に教育に発信して行く先頭集団を目指します。

働き方改革プロジェクト

令和5年12月に当会議所の月曜セミナーにおいてメンバー各々が「働き方改革」に根差す我が国の課題と問題点について論点整理し、今後我が国が実行すべき施策に関して提言を行いました。

今後は更に議論を深め、色々な場面において外部に対しても発信します。セミナーで発表した内容を当会議所のホームページに掲載することとし、それにより多方面の方々と意見交換をして参ります。

南太平洋の次世代との交流を進めるプロジェクト

南太平洋の国々は、歴史的にも地理的にも我が国との関係が深く、この地域の平和と安定のためにも、より緊密な関係構築が求められています。1964年の東京オリンピックは、私たちに国際社会との関係や人種・言語を超えて誰もが平和を希求することなど、様々な気づきを得えてくれました。これまで、様々なチャリティーイベントによりご寄付を賜り、東京2020五輪組織委員会や外務省からも支援を頂戴したものの、東京2020は無観客開催となり、残念ながらプロジェクトの実現には至りませんでした。

初心を忘れることなく、引き続き南太平洋の未来を担う次世代との新たな交流の可能性を検討いたします。

地球環境プロジェクト

脱炭素(カーボンニュートラル)、循環経済(サーキュラーエコノミー)、生物多様性保全など環境に関する動きについて情報提供を行うことを日常的な活動とし、先ずは関連している早稲田大学、東海大学、東京大学等で進められている「環境」「サステイナビリティ」等に関する情報を会員に提供して関心を持っていただくように致したいと思います。そのうえで、プロジェクト活動としては、「気候変動や自然破壊によって被害を受けている途上国(バングラディシュ、東チモールなど)に何ができるか検討すること」を活動の柱として参ります。

多子化推進プロジェクト

 我が国が世界のトップを走る少子高齢化問題に対して、少子化対策だけではなくより積極的な政策による「多子化」の実現のための勉強会や講演会を開催しています。さらに、多子化のためには女性だけではなく、男性を含め、企業や社会全体で関心を持つ必要があり、そのための具体的な政策提言を取りまとめました。

​ 加藤勝信一億総活躍担当大臣に提言をお渡しし、それをフォローすべく内閣府の少子化対策担当部局などと議論を重ねています。

平成28年12月中旬に加藤勝信一億総活躍担当大臣に提出した「多子化健全社会構築に向けた提言」と、それをフォローした1月中旬の内閣府子ども・子育て本部の角田リサ少子化対策担当参事官との意見交換を踏まえ、2月下旬に他の団体の参加も得てワークショップを開催しました。

 これらの議論をつうじていわば民間である日本賢人会議所の取り組むべき方向が、つぎの3点に徐々に絞られてまいりました。


1)大胆な財政支援
少子化対策の経済的支援については与野党共に方向性は共有するものの、なかなか財源が見出せないのが現状です。そこで子育てへの大胆な財政支援のために、年金や介護保険で支給された公的資金を含むお年寄りの遺産の一部を若い世代の子育て支援に充てるため回収するシステムを検討し、その実施可能性を見極めます。

2)子宝ファンドの創設
民間の取組みとして広まっている「企業子宝率」の考え方をベースに、これをベンチマークとしたESG(環境・社会・ガバナンス)投資を提案し、「子宝ファンド」を創設して、その構成や運用は大手信託銀行・投資顧問会社などにお願いします。子宝ファンドをつうじた子供を産みやすく育てやすい職場作りや子宝率の高い企業が顕彰されることは、企業利益や企業価値向上につながることを広く紹介して、若い世代への経済的な支援につなげて参ります。なお、「子宝ファンド」の別称・愛称として「赤ちゃんファンド」なども検討いたします。

3)母体保護法の見直し
厚生労働省が把握するだけでも年間約18万人に上る堕胎件数の少なからぬケースが「経済的理由」によるものであることを重く見て、「生命尊重」の理念からも母体保護法第14条第1項「又は経済的理由により」の文言を精査し、現状を広く伝え、議論を深めてまいります。併せて恵まれない赤ちゃんの受け皿ともなる里親制度・特別養子縁組制度の充実などの可能性も探って参ります。

以上の3項目とともに、東京23区中でもっとも高齢化と人口減少が進んでいる豊島区と連携して、その深刻な状況に対応する方策を探る取り組みに関わる可能性も生まれてきました。


また、ワークショップに参加頂いた「すべての赤ちゃんが温かく迎えられる社会」を目指す「生命尊重センター」の中山順子理事長や未病ケアに取り組む「21世紀医療課題委員会」の中村眞司事務局長とも調整しながら、これらの団体との連携についても探ってまいります。

多子化推進

健康長寿プロジェクト

 順天堂大学白澤卓二教授による認知症予防や筑波大学田中喜代次教授による「健幸華齢」についての講演、食育の視点から監修されたアンチエイジングに効果のあるメニューを楽しむ企画など、シニア世代が健康で自立的な活動を続けるために必要な学びを進めています。

 また人生125歳説も念頭に健康・長寿への取り組みをスタートさせ、病気になる前に対策をする「未病」への具体的な取り組みについて勉強会を開催したり、提言をまとめたり、啓蒙普及のため他の団体と連携する活動などを行います。

健康長寿

縄文文化・古事記プロジェクト

 日本文化の継承の一つとして「古事記」をテーマに取り上げ、古事記のドラマチックな神話絵巻を「舞と天語り」などを通じて学びます。

また、日本の歴史の再発見のため「縄文文化」について遺跡を訪ねたり、縄文土器を新しい視点で捉えるなど、私たちの国の起こりや原型を知る取り組みをします。

​ 2015年4月「縄文文化とワインに触れる旅」として、日本でも有数の縄文の里である山梨県に学びました。また、昭和音楽大学國武忠彦名誉教授ならびに武蔵野大学原山建郎講師に古事記の世界について講義を頂きました。さらに、「ドラマチック古事記」について国際的ダンサー・芸術監督・演出振付家である西島数博氏、女優市川美保子氏、脚本家市川愉実子氏に講演頂き、小山田さくら子氏にも「古事記朗誦 やまとかたり」としてご紹介いただきました。

縄文文化

南太平洋の子供たちを2020年東京五輪に招く チャリティープロジェクト

 我が国と歴史的にも地理的にも関係が深く、四方を海に囲まれた南太平洋の島々は、4年に1度のオリンピック・パラリンピックに参加する選手も限られており、まして開催国になることもありません。そのような国々の未来を担う世代を3年後の東京五輪に招いて、日本とはもちろん、世界の国々とつながる機会を提供するチャリティープロジェクトです。

 2016年6月には市原市のウッド&ブリックGCでチャリティーゴルフコンペが開催されました。

 また、会員でもある川口希史子ワールドジェクト理事長からもキシコ国際交流音楽会のチケット収入の一部を続けてご寄付いただいています。

今後も様々な形でチャリティー活動が展開される予定ですが、併せて具体的な招聘、受入の方法なども検討して参ります。

南太平洋
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